2017年8月16日 公開
続報/岩田光学工業(株)|秋田県由利本荘市
【業種】 各種レンズ製造
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 20億円内外
平成28年11月29日付本情報号外で、平成28年11月24日に東京地裁へ民事再生手続開始申立を行ったことを既報の同社は7月31日、同地裁より破産手続開始決定を受けた。平成28年12月に民事再生手続開始決定を受けたが、2月には再生手続廃止となっていた。破産管財人は長屋 憲一弁護士(NeOパートナーズ法律事務所、東京都千代田区平河町2-4-13 ノーブルコート平河町502、TEL 03-5226-1122)が選任されている。負債総額は20億円内外が見込まれる。
昭和16年に岐阜県で創業した、デジタルカメラや液晶プロジェクターなどの各種光学機器用レンズの製造会社。昭和48年に秋田工場を開設したことで一貫生産体制が可能となり、高い加工能力もあって大手メーカーからの受注を確保し、平成16年3月期にはピークとなる25億円超の売り上げを計上した。
しかしその後、受注が低迷すると赤字を頻発し債務超過に陥り、民事再生手続開始を申し立てたが、2月には再生手続が廃止されており、今回の事態となった。
業種 | 各種レンズ製造 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 秋田県由利本荘市久保田字高畑7-1 |
設立 | 昭和44年7月 |
創業 | 昭和16年7月 |
従業員 | 135名 |
代表者 | 岩田 好實 |
資本金 | 6,500万円 |
年商 | 6億7,700万円内外(28/3) |
負債総額 | 20億円内外 |