2017年8月2日 公開
ジャスダック上場の地盤改良工事W社~新国立競技場現場従事の新入社員が自殺|特別情報
さきごろ東京五輪のメインスタジアムである新国立競技場の建設工事に従事していた23歳の男性社員が過重労働で3月に失踪し、4月に長野県内で自殺とみられる遺体で発見された事件が報じられた。遺族の意向でマスコミ報道では勤務先の会社名は伏せられているが、関係者への取材でW社であることが明らかになった。男性社員は昨年4月にW社に入社したばかりだが、12月より大手建設会社から受注している新国立競技場の地盤改良工事の施工管理担当となった。新国立は着工が予定より1年2か月も遅れたことから突貫工事を強いられており、男性の残業時間は昨年12月が94時間、今年1月が142時間、2月は徹夜勤務3回を含む196時間と過労死ライン(80時間)を大幅に超過していた。3月2日に勤務先に「今日は欠勤する」と電話したあと行方不明となり、4月15日に長野県内で遺書とともに遺体で発見されたという。このほど男性の両親が東京労働局上野労働基準監督署に労災を申請した。男性は生前両親に「機械がそろわず、日程がタイトだ」などと話していたという。W社は・・・
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