2017年4月26日 公開
東証2部のソフトウェア開発J社~株式譲渡代金請求訴訟|特別情報
平成27年に買収したX社の譲渡代金の支払いをめぐりX社前オーナーのY氏より提訴されている。X社は「まつげエクステ」の販売やサロンを経営しているほか、施術者育成のためのスクールの運営も手がける。スマホ向けアプリ開発や広告事業等を手がけるJ社にとってX社の事業領域は畑違いといわざるを得ない。買収資金の15億円は契約時に7億円を支払い、残金8億円については中期的に分割して支払うというもので、明確な時期の規定はなかったようである。こうした分割払いが可能となったのもJ社前代表のZ氏とY氏の個人的な信頼関係が大きかったため、株式譲渡契約書には完済までZ氏がJ社代表の職にあり続けるという確約条項が付されていた。しかし、そのZ氏が一身上の都合を理由に28年12月にJ社代表を辞任(取締役も辞任)。理由は定かではないが、X社の業績も芳しくなく、社内で確執があったとの話も聞かれる。いずれにせよZ氏の辞任により期限の利益を喪失したとして、Y氏は株式の譲渡代金の残金など3億円弱の即時返済を求めて東京地裁へ提訴、さらにみずほ銀行をはじめとする4行にある普通預金・・・
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