2016年11月17日 公開
(株)日本コンタクトレンズ、他1社|名古屋市中川区
【業種】 コンタクトレンズ開発
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 18億9,000万円内外(2社合計)
名古屋支社情報会(H28.11.9)、特別情報名古屋版(H28.11.10)などで既報の同社と関連会社の(株)日本コンタクトレンズ研究所(東京都中央区)は11月15日、名古屋地裁に民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は若杉 洋一弁護士(大阪市北区中之島2-3-18、TEL 06-6208-1500)他。監督委員は池田 伸之弁護士(名古屋市中区丸の内1-17-19、TEL 052-684-6290)。負債総額は、(株)日本コンタクトレンズが14億2,000万円内外、(株)日本コンタクトレンズ研究所が4億7,000万円内外。
昭和39年5月に法人化したもので、国内ではコンタクトレンズ開発、研究の草分け的存在として相応の知名度を有し、「ニチコン」のブランド名で知られる。積極的な事業展開によって事業規模を拡大し、平成8年2月期には38億円内外の売上高を計上していた。
しかし、同じ年には主力製品による薬事法違反が発覚。自主回収を余儀なくされた他、同業他社との競争による低価格化、ソフトタイプへのシフトが遅れたことなども重なり、不安定な損益推移を続けていた。平成28年2月期の売上高は20億円内外にまで落ち込み、9月20日の決済が不調に終わるなど動向が注目されていた。
業種 | コンタクトレンズ開発 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 名古屋市中川区好本町3-10 |
設立 | 昭和39年5月 |
代表者 | 水谷 純 |
資本金 | 3億6,820万円 |
年商 | 20億円内外(28/2) |
負債総額 | 18億9,000万円内外(2社合計) |