2016年9月21日 公開
東証1部の生活関連事業F社~創業者が会長の辞任を要求|特別情報
業績が下降する中、創業者で大株主でもあるX氏が復権を図り、代表取締役会長Y氏の辞任を求め、話題となっている。X氏は3月「Y会長に於ける経営の失策を糾弾する」と題した文書を役員に送付し、「緊急役員会」を招集した。「このままでは3年後F社は自滅、崩壊の危機に瀕すること必定。(中略)小生が再び代取会長に復帰した暁には、社長を守り立てながら一期二年猛烈に働いて必ずV字型回復を果たします」と記し、Y氏の失策として「自己保身のため優秀なメンバーを次々解任し、上層部を他社から引き抜いたため、はずされた人たちの不満が渦巻いている。本来営業優位の組織だったものが管理型組織となり、会社がイキイキしてない」などと分析した。しかし、「緊急役員会」の招集に応じたのはわずか1名と不発に終わったため、翌月X氏は再び「決して大げさではない 会社は今崩壊の危機にある」との文書を送付した。今度は「Y会長がなにか刑事事件のようなことを起こして当局が動いていると聴いた。週刊誌などの取材申し込みがあり、常務がその対応に苦慮している。私はY会長に責任を取って辞任せよと迫っているが、『俺は絶対にやめない』と頑張っている。しかし、会長を辞めさせなければ世の中の女性の大多数が敵に廻り、会社が大変なことになる」などと記載されている。Y会長のスキャンダルについて文中に具体的な記載はないが…
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