2016年8月31日 公開
東証1部のライセンスビジネスC社~株価急落で注目|特別情報
平成28年6月期の決算を発表した直後から株価が急落し、話題となっている。理由について会社側は「はっきりとわからないものの、機関投資家の売却があったのかもしれない」と言葉を濁しているが、営業キャッシュフロー(CF)の不可解な連続赤字を懸念した投資家が手放しているとの見方も出ている。当社は映像コンテンツビジネスのコンサルティングを目的にソニー出身の現社長によって設立された。26年に東証マザーズに上場すると今年早くも同1部に昇格した。売上高はたしかに大きく伸びてきたが、利益はさほど伸びず、営業CFについては売掛金の増加などで直近5期中、25年同期以外の4期はマイナスとなっている。24年に台湾と米国に相次いで設立した関連会社がなんらかの問題を抱えているのではとみる向きもある。28年同期は売掛金の伸びはさすがに止まったものの、今度は在庫(商品・仕掛品)の増加などで営業CFは赤字となった。さらに投資CFは…
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