2016年7月27日 公開
東証1部の自動車部品製造U社~スポンサー選定難航か?|特別情報
巨額のエアバッグリコール費用について、8月にもスポンサー企業を選定した上で事業再生ADRなどの私的整理手続を通じて自動車メーカーとの間で負担割合を調整するとしているが、状況は楽観できないようだ。当社の支援に関心を示す企業は米大手ファンドや当社と同じく自動車安全部品を手がける中国資本の米国企業など30社近くに達しているとの報道もある。しかし、大手証券出身で現在日本株を対象としたヘッジファンドを運営する人物は「確認した範囲では真剣に当社へ投資を検討しているファンドは1社もない。投資金額の割に偶発債務のリスクが高すぎるようだ」と打ち明ける。すでに主力得意先のメーカーは既存モデルについてもエアバッグの調達先を他社に移しつつあり、業界で「U社はずし」が進んでいることも懸念材料だ。さらに同氏によれば「5月に当社のFA(ファイナンシャル・アドバイザー)に起用された米投資銀行への報酬は…
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