2016年2月16日 公開
(株)イデックスエコエナジー|福岡県大牟田市
【業種】 バイオマス水素の製造
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 16億円内外
2月10日付で福岡地裁大牟田支部より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は三宅 賢和弁護士(かばしま法律事務所、福岡県久留米市日吉町23-3 メディア7ビル6階、TEL 0942-39-2024)。負債総額は流動的ながら16億円内外が見込まれる。
昭和45年8月に法人化し、当初は住宅関連商品の取り扱いなどを手掛けていたが、平成21年11月より現商号へ改めるとともにバイオマス水素の製造事業に着手。木質チップから水素を製造する世界初の商用プラントとして注目を集め平成23年10月、大牟田市内に水素製造プラントが完成、以後は本格稼働が期待されていた。
ところが、水素の製造段階で不純物が生じるなどの問題から実用化には至らず大幅赤字が続き、平成27年9月末で事業を撤退、プラント施設は閉鎖していた。
業種 | バイオマス水素の製造 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 福岡県大牟田市健老町475-2 |
設立 | 昭和45年8月 |
代表者 | 楢原 徹也 |
資本金 | 5,000万円 |
年商 | 6,400万円内外(27/3) |
負債総額 | 16億円内外 |