2015年6月2日 公開
シー・エス・ピー(株)｜兵庫県西宮市
【業種】 アパレル企画販売
【倒産形態】 破産手続開始申立
【負債総額】 15億円内外
特別情報大阪版（H26.7.18）及び繊維情報（H26.11.10）で既報の当社は5月29日、神戸地裁尼崎支部へ破産手続開始を申し立てた。申立代理人は三道 政弥弁護士（芦屋法律事務所、兵庫県芦屋市船戸町4-1 ラポルテ本館312、TEL 0797-32-6510）。負債総額は15億円内外が見込まれる。
昭和61年3月に設立したアパレル業者。ヤングレディース向けの自社ブランド「ＣＨＵ ＸＸＸ」による展開で、直営店はイオンモールを主体に全国40店舗内外を構え、キャラクター雑貨などの卸部門では、しまむらなどのチェーンストアや量販店に販路を形成。価格帯も手頃で10代を中心に支持を得ていた。
ピークとなる平成24年3月期には52億円内外の売上高を計上していたが、アパレル業界では若年層の購買意欲減退に加えて店舗販売員が不足するなど構造的な低迷期に入り、卸部門でも主力先への販売落ち込みなどにより苦戦。以降は減収基調を余儀なくされ、平成25年3月期は1億8,100万円内外の赤字を計上。店舗のスクラップ・アンド・ビルドを進めるとともに取引金融機関に対する返済緩和などでしのぎ、状況打開を模索していた。
ただ、平成26年3月期も業況は好転せず、売上高は43億5,000万円内外まで落ち込み、2期連続となる1億9,900万円内外の大幅赤字を計上。期末時点で5,000万円内外の債務超過に転落するなど財務毀損（きそん）が進んでいた。
こうした業容悪化に伴って、支払い面に関する問い合わせが増加するなど対外信用は低下。今年に入っても円安による仕入れコストの負担増から厳しい推移を強いられていたが、ここへきて先行き資金面の見通しが立たず今回の事態となった。
| 業種 | アパレル企画販売 |
| 倒産形態 | 破産手続開始申立 |
| 所在地 | 兵庫県西宮市本町11-1 |
| 設立 | 昭和61年3月 |
| 創業 | 昭和61年3月 |
| 従業員 | 240名 |
| 代表者 | 太田 康弘 |
| 資本金 | 9,900万円 |
| 年商 | 43億5,000万円内外（26/3） |
| 負債総額 | 15億円内外 |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2014年07月18日
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