2015年2月20日 公開
グラス・ワン・テクノロジー(株)|東京都千代田区
【業種】 タッチパネル加工・製造
【倒産形態】 弁護士一任
【負債総額】 32億7,100万円内外(26/9期末)
2月18日付で事業を停止し、事後処理を金谷 良弁護士(長谷川総合法律事務所、東京都港区西新橋2-17-2 HF虎ノ門ビルディング3階、TEL 03-3436-2211)他に一任した。負債総額は平成26年9月期末時点で32億7,100万円内外となっている。
大手商社出身者らが設立したスマートフォン用タッチパネルの加工・製造業者。設立5カ月後の平成25年8月に経済産業省から円高・エネルギー制約のための先端設備等投資促進事業補助金の事業採択がされ、平成25年10月に補助金の交付を受けた。その間、平成25年9月に吉野ヶ里町(佐賀県)との間で工場進出の協定を締結し、平成26年3月に第1工場を操業した。
また、平成26年3月に解散したリコー計器(株)((株)リコーの子会社)から工場を買収して第2工場を立ち上げるなど、国内生産にこだわり、「JAPAN QUALITY」「MADE IN JAPAN」を掲げてきた。
こうした高い目標とは裏腹に、平成26年9月期は売り上げ計画90億円に対してわずか2億3,000万円内外にとどまるなど、理想と現実との間に大きなギャップが生じ、過大な設備投資が資金繰りを大きく圧迫していた。
業種 | タッチパネル加工・製造 |
倒産形態 | 弁護士一任 |
所在地 | 東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスビル3階 |
設立 | 平成25年3月 |
創業 | 平成25年3月 |
代表者 | 堀野 智 |
資本金 | 3億5,400万円 |
年商 | 2億3,000万円内外(26/9) |
負債総額 | 32億7,100万円内外(26/9期末) |