2014年12月16日 公開
(株)黒川紀章建築都市設計事務所|東京都港区
【業種】 建築設計
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 12億円内外
12月15日、東京地裁へ民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は藤田 浩司弁護士(東京都中央区京橋1-2-5 京橋TDビル8階、TEL 03-3274-3805)、監督委員は山崎 和代弁護士(東京都世田谷区北沢2-24-6 北口ビル2階、TEL 03-3460-5125)が選任されている。
昭和43年12月、故・黒川 紀章氏が設立した建築設計会社。東京、名古屋、大阪の国内に加え、アメリカ、ロシアやマレーシアにも拠点を展開し、国立新美術館、国立文楽劇場など美術館や博物館、スタジアム、空港など世界の大型建築物を設計。黒川氏は国内外で数々の賞を受け、ピークとなる平成17年6月期の年商は11億円内外を計上していた。
しかし、平成19年10月、黒川氏の死去後は建設不況や消費マインド低迷、回収不能案件の発生などで厳しい業況を強いられていた。
なお、12月15日付で日本工営(株)(東証1部)がスポンサー契約締結と事業を譲り受けについてリリースを行っている。日本工営(株)が100%出資する子会社(平成27年1月上旬ごろ設立予定)に、1月15日ごろ当社の建築設計業務を譲渡する方向で進められていく。
業種 | 建築設計 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 東京都港区赤坂9-5-14 赤坂ヒルサイドハウスII 1階 |
設立 | 昭和43年12月 |
創業 | 昭和43年12月 |
従業員 | 14名 |
代表者 | 黒川 未来夫 |
資本金 | 1億円 |
負債総額 | 12億円内外 |