2013年9月9日 公開

(株)太陽光機｜東京都府中市

【業種】 コイル巻線製造
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 19億9,300万円内外

9月6日、長崎地裁に民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は衞本 豊樹弁護士（東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル、TEL 03-5501-2111）他1名。監督委員は國弘 達夫弁護士（長崎市栄町1-25 長崎ＭＳビル8階、TEL 095-827-6607）が選任されている。当社は、長崎県の大村工場をメーンに、新潟、福島にも生産拠点を持ち、大手電機メーカーを主力受注先に精密機器や通信機器、オーディオ機器などの各種コイル巻線の加工、部品組立を行い、平成4年3月期の年商は216億6,251万円を計上していた。取引先の海外生産シフトに伴い、国内工場の一部閉鎖など合理化を進める一方、当社もフィリピンや中国、インドネシアなどに現地法人を置き、対応していたが厳しい業況は変わらず、平成25年3月期の年商は33億5,300万円内外の計上にとどまっていた。そうした中、インドネシアの現地工場が6月ごろ操業停止になったという話が浮上。その原因と先行きに注目が集まっていた中、今回の措置となった。なお、本店登記は8月22日付で、東京都調布市下石原2-47-10より長崎・大村工場へ移転している。