2013年11月6日 公開
(株)大門機械|埼玉県
【業種】 産業機械部品加工
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 14億7,700万円内外
特別情報北関東版(H24.9.30、H25.8.19、H25.10.23)で既報の当社は10月30日、さいたま地裁に民事再生手続開始を申し立て、同日、保全命令を受けた。申立代理人は大宮 立弁護士他(シティ法律事務所、東京都港区虎ノ門1-13-3 虎ノ門東洋共同ビル6階、TEL 03-3580-0123)。監督委員は野崎 正弁護士(さいたま法律事務所、さいたま市大宮区桜木町2-376 MS-1ビル7階、TEL 048-661-8561)が選任されている。負債総額は14億7,700万円内外、このうち金融債務が13億円内外。埼玉県川口市にて創業、各種産業機械の部品加工を手掛け、大型部品の加工を得意として業容を拡大した。近年の業績は、日立製作所などからの受注を主体に平成20年7月期には売上高8億3,800万円内外を計上していたが、以降、主力先からの受注減少もあって業績は低調に推移。平成24年7月期までの3期、売上高は4億円台にとどまり、前期(平成25年7月期)も売上高は4億9,000万円内外と聞かれ、利益は低調に推移していた。一部関係筋によれば、前期末時点で累積赤字を抱えていたとされる。こうした中、平成24年夏以降、当社振出手形が金融業者間で散見されるようになり、平成25年2月にはノンバンクから債権譲渡登記が設定されるなど資金面に関心が寄せられていたが、10月末の決済資金のメドが立たなくなり、今回の事態となった。
業種 | 産業機械部品加工 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 埼玉県羽生市大沼2-30-1 |
設立 | 昭和63年10月 |
従業員 | 20名 |
代表者 | 大門 俊之 |
資本金 | 3,000万円 |
年商 | 4億9,000万円内外(25/7) |
負債総額 | 14億7,700万円内外 |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2013年10月23日
2013年8月19日
2012年9月30日
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