2013年12月16日 公開
インプレス開発(株)|東京都渋谷区
【業種】 投資
【倒産形態】 特別清算手続開始決定
【負債総額】 92億5,800万円内外
12月5日、東京地裁より特別清算手続開始決定を受けた。昭和61年5月に(株)サニックの商号で設立。その後、平成11年12月、商号をアイ・ティー・エックス(株)に変更。更に平成24年9月28日付で現商号へと変更している。設立当初は電子回路基盤の販売を行っていたが、平成2年4月ごろ営業活動を休止し、休眠状態だった。平成12年3月末に当時の日商岩井(株)(現・(株)双日)情報産業本部事業を引き継ぐことを目的に、同社より営業譲渡を受け、平成12年4月より営業再開。平成13年12月には当時のナスダック・ジャパン(現・ジャスダック)市場に上場した。モバイルテレコム事業を中核に、移動体通信事業者の一次代理店として全国に携帯電話ショップを展開。インターネット環境を提案する固定通信回線事業、オフィスのITインフラ整備、運用一括手配サービスなどを手掛け、平成20年3月期の年商(連結)は3,231億円内外を計上していた。平成12年8月より株主になっていたオリンパス(株)が平成23年3月23日付で当社を完全子会社化し、平成23年3月17日付で上場廃止となったが、オリンパス(株)の、当社の上場益を見込んだ損失穴埋め事件等が発覚。当社は平成24年9月に会社分割され、新設会社の事業を投資ファンドの日本産業パートナーズ(株)(東京都千代田区)グループに譲渡し、当社は商号を変更。その後は実質休止状態だった中、9月30日開催の株主総会で解散を決議し、今回の措置となった。
業種 | 投資 |
倒産形態 | 特別清算手続開始決定 |
所在地 | 東京都渋谷区幡ヶ谷1-6-1 |
設立 | 昭和61年5月 |
従業員 | 776名 |
代表者 | 代表清算人 楠田 秀樹 |
資本金 | 9,900万円 |
年商 | 2,294億2,800万円内外(24/3連結) |
負債総額 | 92億5,800万円内外 |