2014年2月6日 公開
エヌ・エス・アール(株)|東京都中央区
【業種】 不動産
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 1,650億円内外
1月31日、東京地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は大塚 正和弁護士(りべる総合法律事務所、東京都中央区日本橋兜町7-16 日本橋兜町幸ビル3階、TEL 03-3249-1081)。破産債権の届出期間は2月28日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告期日は4月25日午後2時。昭和52年5月に設立した不動産会社。昭和60年5月、宅地開発会社の仙台営業所が独立し創業。金融機関や不動産会社等を株主に、所有する仙台市青葉区錦ケ丘地区の不動産開発を手掛け、分譲住宅、分譲マンションの販売をメーンに、同地区内にスーパー、レストラン、スポーツクラブ等を設けた「錦ケ丘ショッピングモール」の経営も行い、分譲マンションの販売も好調に推移していた平成8年3月期の年商は90億4,800万円内外を計上、20億円近い利益を上げていた。しかし、土地在庫やプロジェクト資金による借り入れが多く、財務負担は以前から重かった。更に不動産市況悪化で販売ペースは低迷、不動産売却損による赤字計上に伴い、数百億円の債務超過の状態が続いていた。 平成15年3月には金融機関の当社債権は整理回収機構に譲渡され、商号も山万アーバンフロント(株)から平成12年8月にはアーバンフロント(株)へ、更に平成19年6月に現商号へと変更、平成22年5月には資本金を15億円から1億円に減資し、平成22年12月には株主総会で解散決議を行っていた。
業種 | 不動産 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 東京都中央区八重洲1-4-18 |
設立 | 昭和52年5月 |
代表者 | 代表清算人 山本 忠行 |
資本金 | 1億円 |
負債総額 | 1,650億円内外 |