2014年2月10日 公開
北海道ロングリバー(株)|札幌市
【業種】 婦人服販売
【倒産形態】 破産手続開始申立準備
【負債総額】 14億3,907万円(25/4期末)
特別情報東京版(H24.7.20)ならびに東京支社新春情報会(H25.1.24)他で既報の当社は、2月6日付で事業を停止し、事後処理を太田 貴久弁護士(米屋・林法律事務所、札幌市中央区南1条西10-3 南1条道銀ビル4階、TEL 011-281-2201)に一任、破産手続開始申立の準備に入った。負債総額は平成25年4月期末で14億3,907万円。ミセス向け婦人服全般を扱う専門業者。当初は道内の量販店や専門店向けに販売し、ピーク時の平成9年7月期には売上高22億8,180万円内外を上げていた。しかし、個人消費低迷による余波や競合激化から平成15年7月期の売上高は20億円を割り込んだ。その後、本業の不振を補うべく平成16年2月から小売りにも参入し直営店を展開し、平成22年7月期の売り上げはいったん18億9,063万円にまで回復したが、経費等の負担が重く収益面は低調に推移していた。平成23年ごろには、一部仕入れ先に対し手形ジャンプを要請する中、平成24年7月と平成24年11月にはメーンバンクなどから動産譲渡登記を設定され、取引行の保全の動きが目立ち始めた。また、相当の不良在庫も積み上がり借り入れ負担が増加する一方で、当社振り出しの手形が市中筋で散見されるようになり、平成24年12月には従業員への給与遅配も表面化していた。過去の粉飾決算の修正もあり、平成25年4月期は9カ月間の変則決算期となり最終損益は6億4,590万円内外の大幅赤字を計上し債務超過に転落した。平成25年の年末にかけて中小企業再生支援協議会に支援を要請するなど再建を模索していたが、一部債権者との調整が難航したもようで事業継続を断念した。
業種 | 婦人服販売 |
倒産形態 | 破産手続開始申立準備 |
所在地 | 札幌市中央区北六条西13-2-4 |
設立 | 昭和51年8月 |
従業員 | 30名 |
代表者 | 樋口 修二 |
資本金 | 2,000万円 |
年商 | 7億0,920万円内外(25/4) |
負債総額 | 14億3,907万円(25/4期末) |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2012年7月20日
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