2014年5月28日 公開
鳥栖観光開発(株)|佐賀県
【業種】 観光ホテルの経営
【倒産形態】 債権者から会社更生手続開始を申し立てられる
【負債総額】 39億4,300万円内外(25/9期末)
5月26日付、債権者より大阪地裁第6民事部に会社更生手続開始を申し立てられ、同日保全命令を受けた。負債総額は精査中ながら平成25年9月期末時点で39億4,300万円内外。申立代理人は黒木 和彰弁護士(弁護士法人黒木・内田法律事務所、福岡市中央区赤坂1-6-15 日新ビル5階、TEL 092-752-7878)。保全管理人は木村 圭二郎弁護士(共栄法律事務所、大阪市中央区北浜3-7-12 京阪御堂筋ビル8階、TEL 06-6222-5755)が選任された。(協)鳥栖商工センターなどからの出資を得て平成3年1月法人化、平成5年6月に8階建ての「ホテル・ビアントス」を鳥栖商工団地内に開業した。ホテル、レストラン、結婚式場などを完備するもので、ホテルの客室は129室、収容人員は215名を誇る鳥栖市では最大のホテルとして知名度は高く平成12年9月期には年商7億円超を上げていた。一方、周辺地区においてビジネスホテルや結婚式場の相次ぐ開業から競合は激化、集客は思うようにいかず平成24年9月期には年商2億6,000万円内外まで低下していた。その間、平成20年3月にはメーンバンクの債権が債権回収会社に譲渡され、更には平成25年10月に同ホテル不動産に鳥栖市より差し押さえ登記がなされるなど、厳しい資金状況が続く中、今回の事態を招いた。なお、5月28日午後1時30分よりレンタル会議室サンシティ(佐賀市神野東2-1-3)において取引債権者を対象とした説明会が開催される。
業種 | 観光ホテルの経営 |
倒産形態 | 債権者から会社更生手続開始を申し立てられる |
所在地 | 佐賀県鳥栖市酒井西町789-1 |
設立 | 平成3年1月 |
創業 | 平成3年1月 |
従業員 | 20名 |
代表者 | 古藤 久晴 |
資本金 | 5,000万円 |
負債総額 | 39億4,300万円内外(25/9期末) |